農福の実践
2020-12-21
小麦を使わない!! 地元のお米とフルーツと野菜でカフェ&ランチ

すべてのメニューに小麦は一切使わない。地元のフルーツまたは野菜を1つは入れる。
「カフェ こぴーぬ」のこだわりです。

なぜ、小麦を使わないのか?
それは、丹後には、美味しいお米がたくさんある。単純に美味しいお米を使いたい。

そして、美味しいフルーツもたくさんある。
米粉100%でフルーツをたくさん使えるものを考えたらタルトになりました。
はじめは、米粉100%で作ったタルトが、全国的にも珍しかったのか、調べても無く、試行錯誤を繰り返しながら自分たちで考えて作りました。
米粉を製粉したくても、米粉専用の製粉所は無く、小麦粉が混ざる可能性があったため、自分たちで機械を購入して、米粉を作るところから始めました。

年間を通して、地元のフルーツを確保することも大変でした。
農業委員さんに聞きにいったり、農家さんつながりで紹介していただいたり、今では、年間を通して季節のフルーツでタルト作りができるようになりました。
12月からは、いちごのタルトを製造販売しています。

ランチにも小麦を使わないので、お醤油も小麦粉が入らないもの。
ハンバーグのつなぎもパン粉が使えない。
いろいろ試し、今はパン粉の代わりにご飯をつなぎにするなど、工夫しながらやっています。

カフェ こぴーぬは、仲間の働く場(ところ)重度の仲間は、フルーツや野菜の仕入れに、SNSができる仲間は、宣伝を。
調理ができる仲間は、スイーツやランチ作りを担当。

仲間も自分たちが作ったものが、ショーケースに並ぶとよい刺激になり、働きがいも感じていきまた、日々、楽しいと言って働いています。

平成28年には、栗ロールが「ほっとはあと京の彩り」で準グランプリを受賞しました。
仲間も一緒に授賞式に参加していたのですが、自信を持って挑んだので、優勝できなくて残念な気持ちで帰ってきました。
あおぞら市を毎月1回、月始めの金曜日と土曜日に開催しています。時間は10:00〜14:00
お世話になっている農家さんを、多くの方々に知っていただきたい。
少しでも、農家さんにも還元できたら嬉しいという思いで始めました。
近所の方たちにも、好評をいただいています。
こぴーぬのカフェ、ランチ、スイーツ、毎日営業しています。多くの方にお越しいただけたら嬉しいです。
・カフェタイム 10:00〜18:00
・ランチタイム 11:30〜14:00
四つ葉ハウスのグッズ(さおり、陶芸)も販売しています。定休日は月曜日です。
ご来店をお待ちしています(*^^*)
■今回紹介の作業所
・社会福祉法人 あみの福祉会
社会福祉法人 あみの福祉会
あみの福祉会 カフェ こぴーぬ - Facebook
あみの福祉会 カフェ こぴーぬ - Instagram
お知らせ
■祉事業所へのお仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、以前にご紹介したような請負の野菜の袋詰めなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いを気にしないでいただけます。それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い、仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2020-11-25
楽しい!枝豆の袋詰作業

このお仕事は、農民連 京都産直センターさんから「京都府京丹後市の黒豆生産者が、高齢化による人手不足で困っている。」と、ご相談をいただき、始まりました。
地元産品「京都のくろ豆えだ豆」の袋詰めです。
ゆうゆう作業所では、きょうと農福連携センター北サテライトの「リフレかやの里」から紹介いただき、まだ、始めてから2回目の作業です。

わかりやすい作業なので、メンバーも楽しく。はりきって、作業に取り組んでいます。

まだ、2回目ですが、慣れた手つきで、スムーズに作業を進めています。

「おー、ぴったり!!」
1回で規定内のグラム数になると、嬉しい声も聞こえます。袋詰の1袋のグラム数を、214g~216g内に収めます。

みんなで確かめながら、今回も規定量内!!

そして、次々と商品が出来上がっていくのも楽しいところです。

支援員がしっかり、1コンテナの入数はチェックを行います。1日の数量も、できる量で取り組めるので助かっています。

メンバーに聞いても、「楽しい」「けっこう、おもしろい」「計るのも楽しい」と。

ゆうゆう作業所では、他にも
●農場の草刈り ●玉ねぎの収穫 ●さつまいものひげとり などの作業を行っています。
■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、今回ご紹介したような請負の野菜の袋詰めなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いを気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
作業を通じて色んな方々とつながることは、とても張合いに思い、仕事をします。
またお給料があがることで欲しいものが買えたり、好きなところにでかけたりできると教えてくれました。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・社会福祉法人 よさのうみ福祉会「ゆうゆう作業所」(京都府京丹後市丹後町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2020-09-11
梅本さんのオーガニック野菜を仕入れて、販売しています

ここ「障害児(者)多機能型生活支援センターろむ」てくてく班には、年齢、障害特性も様々な6名の仲間がいます。
野菜の仕入れ販売をするようになったのは、仕事の目的を見直した時に地域と繋がりを持ち、活動の世界を広げることを確認したことから始めました。
3年ほど前から、知合いの農家さんから協力をいただけるようになり、農作物の仕入れ、販売を行うようになりました。

今日は、その中のお1人、オーガニック野菜の梅本さんのところに仕入れに伺います。

今日の野菜は、すべて注文をいただいており、すでに売り先が決まっているものですが、日により、取れたて野菜の販売に出かけることもあります。
トマトを販売する時には、自分たちで絵を描いてチラシを作り、真っ赤なとまと帽子をかぶって宣伝したりもします。

農家さんの家に着くと「こんにちは~」と挨拶をします。
農家さんと仲間が直接、顔を合わせ野菜をいただきます。仲間は何度も行くことで見通しを持って取り組めます。

農家さんから「お願いします」と託された新鮮な野菜を落とさないように、つぶさないように、ていねいに運びます。
みんなで「商品、大事にね~」と声をかけながら運んでいます。運ぶ仕事も慣れてきました。

繰り返して取り組むことを続けてきて3年。
今年は仲間同士で野菜を袋に入れる姿も見られるようになりました。
1つのことを、ていねいにすることをこころがけています。
時間をかけて何度も行うことで見通しができ、仲間同士のつながりが強くなります。

自分の興味が勝ってしまう時もありますが、みんなで「がんばろうで~お客さんに届けようで~」と声をかけ、励まし合って何回も何回も繰り返し、根気よくやっています。

失敗することもあるけど、失敗したらあかんではなくて、次はこうしようかなど、職員もアイディアを出し合って付け足し、付け足しで、その都度振り返りながら、日々やっています。
試行錯誤しながら、仲間が関われることを探しているうちに仲間自身が変わり、いい取り組みにつながっています。

地域に出るようになって、仲間が挨拶やお礼が言えるようになったり、仲間から、「今日はあそこに行くんだね。」と言われた時は、自分の仕事だと思ってくれるようになったんだなと感慨深く、支援員としてよかったと思える瞬間です。

自分で稼いだ給料を使う楽しみとして「給料取り組み」を毎月しています。
美味しいものを食べたり、好きな乗り物に乗ったり。みんながすごく楽しみにしている取り組みです。
「がんばったで、おいしいね。」と、働くことの大切さをみんなでふりかえっています。
地域の人と出会い「おねがいします」「おいしそう。配達、ありがとう」の声をきけること、自分の「運ぶ」「入れる」「届ける」役割があること、給料取り組みのような楽しみtのあることが、てくてく班の仲間の「また、頑張ろう」につながっています。

また、野菜の仕入れ販売をさせていただけるようになって、農家さんからは、
「お野菜が自分のところ以外のルートから、顔の見えるお客さんに、直接伝えてくれるのが嬉しい。」
「お客様につないでくれている。」
などのお声もいただけており、大きな励みになっています。

■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、以前にご紹介したような請負の野菜の袋詰めなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いを気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・よさのうみ福祉会「障害児(者)多機能型生活支援センターろむ」(京都府京丹後市大宮町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2020-06-17
農家さんが捨てるしかなかった玉ねぎを、商品にするお手伝い

「包丁通りまーす。」「まな板通りまーす。」
メンバー(利用者)が道具を持って移動する時のいつもの光景。
ここでは、ムキ玉ねぎの加工の仕事をしています。
この仕事の始まりは、野菜の下処理加工をしている地元企業からお声を掛けていただきました。

始めてからは、まだ5ヶ月くらいです。
最初は、やったことがない仕事だったので、3ヶ月間その地元企業にトライアルとして、メンバーが交代で通い、仕事を教えてもらいました。

今も、玉ねぎの皮を剥く、エアーコンプレッサーは2台しかなくその他のメンバーは、玉ねぎを1つ1つ手で剥いています。
まだまだ効率をあげることができると思うのですが試行錯誤しながらやっています。

メンバーの1人、高田さんに聞くと、「目が痛い、結構痛いときがある。」やはり、目が痛いようです。
「でも、作業はみんな早くスムーズにできている。最初はヘタ切が難しかった。どこまで切っていいかわからなかった。今は慣れてきた。みんな、エアーとか切り作業が上手になってすごいなと思う。自分も上手になっていくことは嬉しい。」
向上心もあり、みんな、一生懸命に黙々と仕事をしていきます。

皮を剥いたものをチェックしたり、計量器でムキ玉ねぎを計って20kg入のコンテナを次々に作っていきます。
コンテナを持つときは、腰を傷めないように2人がかりで持つようにルールを決めています。

そして、車に詰め込み納品です。
材料の集荷も、商品の納品も職員と一緒に車に乗っていきます。

玉ねぎの流通は多く、年中仕事があるようで、ありがたいです。
規格に合わず、廃棄になっていた玉ねぎが商品になるので、農家さんにも喜ばれています。
この玉葱は北海道から来ています。北海道の玉ねぎを自分たちがムキ玉ねぎにしています。そのムキ玉ねぎが、他所の工場でドレッシングになったり、介護食やベビーフードに。また、東京などの有名レストランでも使われています。
メンバーも誇りをもって、仕事ができます。

作業はメンバーと職員2名で一緒に行っているのですが、農家さんに喜んでいただけ、メンバーのお給料もあがるように、みんなで協力して作業効率をあげていきたいです。
今は手一杯でお受けできていませんが、ゆくゆくは、地元農家さんの大根や蕪の皮むきの仕事もお手伝いできるようにと思っています。
■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、以前にご紹介したような請負の野菜の袋詰めなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いを気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・社会福祉法人 よさのうみ福祉会
・「峰山共同作業所」(京都府京丹後市峰山町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2020-04-20
障害が有る無しに関わらず、人は成長できる

最初は、ジュース作りを教わりに、師匠の所(長野県の手作り農産加工所)に職員が1週間ずつ、数ヶ月間実習に通いました。
最初は失敗もしたし、メンバー(利用者)への伝え方もよくわからないし機械も途中で止まるし、その原因がなかなか解らずに瓶詰めまでいかずに、廃棄したこともあります。
農家さんには原材料保証をしないといけないし、ジュース作りなんて、ほんとうにできるんかなーと不安でした。
それでも、ジュース作りは半年くらいで、順調に行えるようになりました。

ですが、メンバーとの信頼関係を築くのは、1年くらいかかりました。
メンバーの家庭訪問をよくしました。
親御さんに、食品を扱うので、お子さんに対して、厳しくさせてもらうこともある、厳しく注意させてもらうことなど話しをさせていただきました。
また、実際に注意したあとは、凹まれるので、ご家庭にこういうことがあって、こういうことで注意させていただきました。など、その都度、連絡をさせていただきました。

■職員の意識変革
1年ちょっと過ぎた頃ですかね、メンバーのご家庭から嬉しい連絡をもらいました。
「家でも料理や洗い物などの手伝いをしてくれるようになりました。今まで、やってもらうだけの存在から、一緒にやれる存在になってきました。」と、それを聴いたときはほんとうに嬉しかったですねぇ。
その話を聴いて、自分も変わりました。
それまでは、とても失礼なことだったのですが、潜在意識の中で障害があるので無理だろうとか、これは無理だろうと思っていたんですね。
それからは「ことがわかったら、やってもらえる。」と思いました。

その例としては、毎日ジュースを作った後は、機械を分解してきれいに洗ったり、消毒をする作業があるのですが、機械は軽自動車くらいの値段がすることもあり、メンバーには、触ってもらわないようにしていました。
職員が機械を分解して、メンバーには部品を洗ってもらうなどと、作業を分担していました。
でも、それから考え方を変えて、機械の分解から組立もメンバーにしてもらうようにしました。
大きな失敗は1回くらいですね。
その時は、機械の一部が駄目になったんですが・・・・。

■メンバーの成長
今では、逆に、職員が部品の場所を尋ねるくらいに、メンバーが整理整頓や管理もきちんとしてくれています。
メンバーが色々できるようになってからは、生産性があがるようになりました。
その間、職員は他のことができるようになりました。
ほんとうに、メンバー1人1人が考えて、自分たちで動けるようになりました。

農家さんのメンバーへの見方も変わってきました。
今では、野菜の受け入れもメンバーだけでやります。
誰々の人参とか、区分けして管理してくれます。
最初の頃は、ぶつかっても挨拶できなかったメンバーたちも今では、人が来られるのが嬉しくて、農家さんとも会話します。
野菜を持ってきてくれる農家さんも工場を覗いて「(この中の)誰が障がい者なん?よう働くわなー。」と言ってくれます。

あるメンバーのお母さんが、話してくれたことがあります。
「家族に、ご飯を食べに行こう。カラオケに行こう。と、言って連れて行ってくれて・・・・。
障害を持って生まれた子供が、そんな風に言ってくれることが嬉しかった。」と、言っていただきました。
親亡き後に、1人の社会人として1人暮らしができるか、できるようにサポートするのも我々としての任務だと心が引き締まります。

■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、以前にご紹介したような請負の野菜の袋詰めなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いを気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・よさのうみ福祉会「リフレかやの里」(京都府与謝野町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2020-04-06
農家さんの規格外野菜などをジュースやジャムに加工できます

開所とほぼ同時期にジュース作りを始めて、9年が経ちました。
メンバー(利用者)は、平均4~5年の経験者です。最初はとまどいもありましたが、今では、1人1人が責任箇所をもって従事してくれています。
自分たちががんばらないとジュースができないとの思いが強く、以前は気分や体調崩したと、休まれることも多かったですが、今では毎日通所してくれます。
メンバーは、自分が作っているジュースに誇りをもっています。職員の補助ではなく、自分たちが作ったという意識があります。

■食品加工の難しさ
とはいえ、野菜などは生物なので、食品加工は難しいです。必要最小限の添加物におさえながら、その年々で採れた作物の味が違うので味の調整を行います。
例えば、人参ジュース作りでは、今年は雪が少なく人参の甘みが少ないので、煮詰める時間を少し長くして、自然な甘みが出るようにしています。砂糖なども極力、少なめにしています。

また、持ち込まれた野菜などは、規格外だったり痛みが早かったり状態はまちまちです。
これは早く加工しないといけないとか、これは日保ちがするなど、仕分けが難しいですが、メンバーは自分たちで見分けます。
さらに、食品なので特に安全性には気を使うのですが、適材適所で検査が得意な性質のメンバーもいて、細かいものでも見逃さず、時間をかけてしっかり、じっくりと最初から最後まで集中して検品をやってくれます。
おかげで、開所して9年、食品事故はおきていません。

■地域に支えられて
年間を通じて、仕事はありすぎます。加工待ちは3ヶ月くらい。地元以外も、愛知県より南の地域、沖縄から材料が届くこともあります。
食品ロスを無くすために、地区の農業振興会さんが冷凍庫・冷蔵庫を整備してくださいました。
この地区は農家さんもまとまりがあり、地域と溶け込んでやらせてもらっています。
福祉は地域の協力がないと成り立ちませんのでいい場所に来させていただきました。

■メンバー細見さんの話
メンバーの細見さんにもお話をおうかがいしました。
ジュース、ドレッシング、ねぎ味噌などを作っています。作業工程の中で、いろいろなことをさせてもらっているし、楽しいです。
農家さんの野菜やりんごを使った、独特のジュースを作っているし、買って飲むと美味しい。
色んなものを作るのが好きなので楽しい。野菜の準備もしているし、それも楽しい。と。
楽しく責任をもって従事されていることは、仕事の様子にも溢れています。

■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、以前にご紹介したような請負の野菜の袋詰めなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いを気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・よさのうみ福祉会「リフレかやの里」(京都府与謝野町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2020-02-28
京都丹後で作った美味しいものをお持ちしました ~「第3回ノウフク新春大感謝市」~

今年で3回目、イオンモール京都桂川さんで開催のノウフク新春大感謝市に参加させていただきました。
京都府外の事業所も参加される、賑やかなイベントです。

日頃、障害者福祉とつながりのない一般の方にも、気軽に利用いただき、普段の私たちの活動を知っていただく機会になれば嬉しいと思っています。

今回は、お客さまに喜んでいただけるようにと、事業所のメンバーが農家さんの収穫をお手伝いさせていただいた、さつま芋の紅はるかを沢山用意してきました。水分たっぷりのしっとりと甘いお芋です。
特別に、200円で詰め放題です。
お客さまに自由に詰めていただいたらいいのですが、この藤原さんの詰め放題の技を目にすると、お客さんに「詰めて」とお願いされてしまいます。
藤原さんもお客さまのためにと、塔のように詰めていきます。これには、お客さまも満面の笑顔です(^^)
その他にも、自分たちで作った、お漬物やドライトマト、切り干し大根などなど。
その中でもこの大根のビール漬は、手前みそですが、ほんとうに美味しいんです。私も2袋買ってしまいました。
もちろん、さつま芋の詰め放題も藤原さんにお願いして詰めていただきました。
今回もほんとうに多くのお客様にお越しいただきありがとうございます。感謝です。
■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、以前にご紹介したような請負の野菜の袋詰めなど、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いを気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・よさのうみ福祉会「リフレかやの里」(京都府与謝野町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2020-01-27
九条ねぎの定植は慣れたものです!! 〜京都府・与謝野町 社会福祉法人よさのうみ福祉会 「リフレかやの里」〜

本日は、ハウス栽培の九条ネギの定植作業です。
このお仕事は、地元農家さんからのご依頼で、もう5〜6年前からさせていただいています。
本日、お仕事をさせていただいているハウスは、私たちのハウスのお隣さんです。
本日は、メンバー7名と職員1名で作業にあたらせていただいています。

九条ねぎの定植は慣れたもの、自分たちも8棟のハウス栽培をおこなっています。
1棟は九条ねぎの育苗、7棟で九条ねぎ栽培を周年にわたって行っています。

こちらの農家さんは1人で農業をされています。
ちょうど苗を運んでこられたのでお話をおうかがいすると、
「1人でやると大変。一気に植えてもらえ、管理も楽になり、助かっています。」
また、「黙々とまじめにやってくれるので、任せてお願いできます。」と。
農家さんは、メンバーにも〇〇君と、名前で呼びかけます。
そして、「1人1人個性があるので、個性に合わせた言い方があるんです。障害とは言いたくない、個性だと思っています。」
と、メンバーの個性をよく理解してくださっています。

メンバーの1人、栗田くんにも話をうかがいました。
栗田くんは、6〜7年前から農業に携わっています。
ねぎの定植については、「ちょっとしんどい。ほとんどは楽しい。」と。
もう少し聞いていくと、実は、食べ物として、九条ねぎは、あまり好きではないとのことでした。(笑)
水菜の栽培の話もしてくれて、水菜栽培も楽しいとのことでした。水菜は、食べるのも、まあ好き。
露地栽培(屋外の畑)についても聞いてみると、「しんどい。水でぬかるんで足が抜けないこともある。」との話。
ぬかるんで、たいへんな時があったんですね。
(私もぬかるんだ露地に入った経験があるのでわかります。あれは、ほんとたいへん。泣きそうになります。)

冬の露地作物は、大根、キャベツ、白菜なども作っています。また、玉ねぎの定植もあります。
今日も、冷たい雨の中ですが、メンバー2名と職員1名で大根の収穫に行っています。
寒い日も、暑い日も、みんなで黙々とがんばっています。

リフレかやの里で栽培している九条ねぎは、地元の給食センターやラーメン屋さん、生協などで使っていただいています。
■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、前回のような請負の野菜の袋詰めなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いと気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・よさのうみ福祉会「リフレかやの里」(京都府与謝郡与謝野町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
京都府与謝郡与謝野町字金屋1730
2020-01-06
野菜の袋詰などのお仕事承ります!! ~京丹後市 久美の浜福祉会 「かがやきの杜」~

このお仕事は、農民連 京都産直センターさんから「京都府京丹後市の黒豆生産者が、高齢化による人手不足で困っている。」と、ご相談をいただき、始まりました。
地元産品「京都のくろ豆えだ豆」の袋詰め、1日600袋〜900袋の仕事です。
今日のオーダーは650袋。メンバー2人と支援員1人で作業します。
吉谷くんは19歳。枝豆の袋詰は楽しい。すぱっと袋に入るのは気持ちいいと。
こちらは、宮田くん。宮田くんも楽しみながらやっています。

1日に決められた量をこなさないといけないので、袋詰の得意なメンバーが作業にあたっています。

この枝豆の農家さんは作業所の近くのなので、朝、軽トラで引き取りに行き、夕方配達しています。
人手不足で困っておられたので、作業所の仕事を喜んでいただいています。
メンバーにも「がんばってよ。」などと直接声をかけていただいたりして、張り合いになっています。

以前は、暑い夏も外での袋詰作業でたいへんだったのですが、今はエアコンのきいた広い体育館の中でできるので、みんな楽しんで作業をさせていただいています。
お仕事をいただけて、農家さんにも喜んでいただいていることはほんとうにありがたいことです。

■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、今回のような請負の野菜の袋詰めでなどは、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いと気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・久美の浜福祉会「かがやきの杜」(京都府京丹後市久美浜町)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2019-11-11
200円で始められる家庭菜園はいかがですか~ ~福祉作業所「ノウフクマルシェin丹後王国」~
9月28日(土)に、京丹後市弥栄町の丹後王国さんでノウフクマルシェを開催させていただきました。
今年で、このマルシェも3年目になります。本年度は3回開催予定。
あと2回は、11月17日(日)と3月を予定しています。
自分たちで育てたかぼちゃ、農家さんから預かった野菜、作業所の加工製品の数々。

そして、「200円で始められる家庭菜園はいかがですか〜〜」と、自分たちで育てた、九条ネギの苗植え体験を開催。
もう野菜作りを始めて、16年あまり。
ベテラン作業所メンバーが、丁寧にお教えしています。
実は、作業所職員のほうが、新米なんです。(笑)

サニーレタスの苗植え体験も。

この日にあわせて、丁度いい植え頃の苗にするのは苦労します。

ご家庭でも、野菜を育て、安心安全なお野菜を収穫して食べられる喜びを味わっていただきたいとの思いで、開催しています。
プランターには、培土に肥料を混ぜて、ご家庭でも簡単に育てていただけるようにしています。
作業所のメンバーに「楽しいですか?」と尋ねると、「自分たちが楽しむより、楽しんでもらうため」また、「子供に教えたりするのは、かわいい」とも。
笑みを浮かべながら答えてくれました。

ネギを実際に育てている方からの栽培方法のご相談もありました。

今回も多くのお客様にお越しいただきありがとうございます。感謝です。
最初にも書いていますが、次回のノウフクマルシェin丹後王国は、11月17日(日)に開催予定です。
皆さまに、美味しい安心安全な野菜がお届けできますように、がんばります。
次回も多くの皆さまに楽しんでいただけますように〜
■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、以前にご紹介したような請負の野菜の袋詰めでなど、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いと気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・よさのうみ福祉会「リフレかやの里」(京都府与謝野町)
■共同出店
クリエイトショップ「くりくり」
※「くりくり」は、京丹後市内の障害者施設製品を販売する全ての法人が連携し、9事業所による
「京丹後市障害者事業所製品販売連絡協議会」を設立。
京丹後市ショッピングセンターマイン2階に障害者施設製品を販売する常設店を開設しています。
■協力
京都府丹後保健所 福祉室 安達室長もお手伝いに来てくださいました。
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2019-10-07
農家の方が管理できなくなっていた畑を復活!!〜福祉作業所 「農業への挑戦」〜

今年の夏も暑かった!!今日もとても暑い中での農作業です。
私たち「すまいる」は3年前から、さつま芋、玉ねぎ、とうもろこし、小松菜などを栽培しています。
農業の始まりは、後継者がいなくて、農地が荒れてしまい困っておられた農家さんから、作業所に「畑を使ってくれないか?」と声をかけていただいたところからです。
今では、他の場所にも、そのようにお借りしている畑があります。
畑の作り手がいなくなると、草ぼうぼうの空き地になってしまいます。

私たちの最近の作業は、夏からさつま芋の収穫期まで、ほぼ毎日、芋づるの収穫、調整、販売を行っています。
その他にも水やりや草取りなど。
また、すでに収穫が終わったものでは、玉ねぎ。
今年はいいものができて、800kgくらい収穫ができました。
とうもろこしは、毎年、甘いと人気で皆さん待ち望んでくださっています。
朝6時前から収穫して、朝取りで糖度は21〜22度ありました。

ここで作っている作物は、ほぼ、農薬を使わずに栽培しています。
農薬を使わないので、草取りは大変な作業です。
暑い中、毎日、毎日、続く草取りには「なんぼ抜いても生えてくる!!」と、へきえきしながらも頑張っています。
これらの野菜の多くは、地元小学校の給食センターで買っていただいています。
その他、地元スーパー、イベントなどでも販売。
また作業所メンバーが自ら、他の施設や訪問看護ステーションなどへ「販売に行こう」と言って、自慢の野菜を販売に行きます。

メンバーの1人、塩見さんは、水やりも楽しいと言います。
自分たちが苗を植えたり、種から育てた苗が、育っていってくれる。
それを見ているのは楽しい。
そして、収穫はとてもしんどいけど、楽しみ。また、それらが売れるのがすごく嬉しい。と。

そんな、塩見さんを始め、メンバーは自分たちで、今年からノートを取り始めています。
成長の記録や、やること、注意されたことなど。
職員も日々勉強です。近隣の農家さんに教えてもらったり、メンバーと相談しながら、試行錯誤しています。

失敗も多いです。
基本、農薬を使わないので、最初は小松菜も虫にやられて全滅しました。
それで、このネットを近隣の農家さんからいただきました。
大変なんですけど、ネットを掛けたり外したりを繰り返しながら、水やりなどしています。
農業はほんとうに難しく、近隣の農家さんのご親切に支えられながら、なんとかやっています。
畑一面に撒く、籾殻なども農家さんにすべていただきました。

そして、メンバーには日々、売れる商品としての意識を持ってもらうようにしています。
スーパーにこの商品が並んでいたら、自分は買うか?と、問います。
そして、野菜作りはもちろん、調整や袋詰めなど、丁寧に扱い、よく見るように心がけています。

食べてくれている子供や、買ってくださるお客さんに喜んでいただけることを励みに、たいへんな作業も楽しくやらせてもらっています。
この秋も、地元の保育所に体験していただく、芋掘り大会を予定しています。
美味しいさつま芋になってくれているかな。喜んでくれるかなと・・

■仕事のご依頼について
お仕事を依頼していただく場合、前回ご紹介したような請負の野菜の袋詰めでなど、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いと気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。
■今回紹介の作業所
・よさのうみ福祉会「すまいる」(京都府宮津市)
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp
2019-08-19
農業の人手不足解消へ 助っ人します!!〜福祉作業所 「黒豆えだ豆 袋詰め作業代行」〜
毎日、きっちり1400袋。私たち福祉作業所への今回の依頼です。
皆さんは、作業所のメンバーが作業をすると聞いて、どんなイメージを想像されますか?

私たちは、毎日作業所のメンバーと仕事をする中で、感心させられることが多くあります。
例えば、上記の写真の手元が写っている彼。彼は要領がよく、この黒豆えだ豆の袋詰なんかも、支援員の私たちより速くできます。
この彼は、おおよそ1袋分の感覚をつかんでいて、一掴みでサーッと袋を一杯にします。そして、すぐさま、重さを計り、規定の内容量の210g〜240gに中身を調整します。
「袋詰めるの、速いね。」と声をかけると、「いや〜、そんなに速くないですよ〜」と、照れ笑いを浮かべながら応じてくれるシャイな一面も魅力的です。

その隣の彼は、栞を入れて、シュッと袋のファスナーを閉めます。
彼は、作業初日は少し苦労しました。でも、すぐに得意なことを見つけることができました。
「始めに袋詰めをしたけど遅かった。だけど、栞を入れて袋のファスナーを閉めるのは速くできた。それがもっと速くできるようになって楽しい。」と、ずっと、集中力が途切れるこなく、より速くなるようにと黙々と進めます。

コンテナに1列10袋ずつ並べ、あっという間に50袋入のコンテナが出来上がります。

彼らは、毎日、1400の袋詰めを淡々と行い続けます。
とはいえ、中には得意なこととそうでないことがあるので、それぞれの得意な作業を行います。
それは、結果的に1人1人の自信とやりがいに繋がっています。

帰りの車の中でも、彼らは「他のところより、速くできたね」と喜んだり、「あっちの方が速かったね。」とちょっと悔しがったりします。
日頃、作業所内での作業が多く、他の作業所と一緒に集まって作業をすることが少ないので、よいライバル?刺激になっているようです。
また、「どこで売られているのだろう?買えるのだろう?」と自分たちが携わった商品のことを気にします。
彼らは、このように、自分たちの仕事に意識をもって取り組んでいます。
地元の農業を守ることに一役かえるような、頼りになる助っ人へと育っていけるように、私たちも一緒に成長していきたいです。
皆さんが最初に思われた作業所のイメージとどうでしょう?
私たちは、作業所の実際のところを知っていただけるよう、少しでも発信していけたらと考えています。

■仕事のご依頼について
今回は、「京都府京丹後市の黒豆生産者が、高齢化による人手不足で困っている。」と、農民連 京都産直センターさんからご相談をいただき、始まりました。
収穫期の7月16日〜7月末までの予定で、地元産品「黒豆えだ豆」の袋詰め、1日1400袋の仕事です。

ご紹介したのは、えだ豆の袋詰めの仕事風景でしたが、他にも軽微な作業など、ご相談のうえ、お受けさせていただきます。
お仕事を依頼していただく場合、今回のような請負の袋詰めでしたら、作業所メンバーと同行の支援員が一緒に作業を行います。
1袋いくらの出来高制で、作業代行をさせていただきます。
それは、パートさんのように時給で依頼をしていただかなくていいので、時間あたりの生産性が高い・低いと気にしないでいただけます。
それにより、気になるコスト計算も簡単になります。
また、作業所メンバーの派遣、作業所への持ち込みでのお仕事などご要望に応じて、お問い合わせをいただけたら嬉しいです。
彼らは、対価がいただけることを、とても張合いに思い仕事をします。
お給料があがると「服が買える」「どこどこへ遊びに行ける」と言います。
『生産者の皆さま、人手不足でお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください』
彼らの生活がよりよくなるように支援するのが、私たちの役割です。

■今回の黒豆えだ豆の袋詰め作業を請け負った作業所
・よさのうみ福祉会「すまいる」「リフレかやの里」「峰山作業所」「みやづ作業所」
・久美の浜福祉会「かがやきの杜」
■お問い合わせ先
社会福祉法人よさのうみ福祉会
就労継続支援事業所 リフレかやの里
管理者 藤原 さゆり
TEL: 0772−43−1730
E-mail: refre@yosanoumi-fukushikai.or.jp